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不動産業界で出世することのメリット・デメリット
- 2017/5/9
- 不動産業界の転職ノウハウ

企業に勤めている人であれば、出世については多くの人が気になるのではないでしょうか。不動産業界で出世することにはどのようなメリットとデメリットがあるでしょうか。
出世によるメリット
出世をすれば通常は年収も上昇します。出世することの一番のメリットは、やはり年収の増加ではないでしょうか。出世する人であれば、多くのケースでは自分がしてきた仕事に自負があることだと思います。
それが評価となって年収に上昇することはメリットに他ならないと思います。部長ともなると一般社員の倍以上の年収になるでしょうから、やはり出世は魅力的であることに間違いはないでしょう。
また、役職が上がることによって、自己達成感が得られることもメリットだと考えます。特に上昇志向が強い人であれば、出世についても意識が高く、自分のポストが見合ってないとなるとモチベーションに影響も出てきます。そのモチベーションを上手く刺激できるような人事が行われれば、それは会社にとってもメリットだと言えます。
不動産業界は良くも悪くも人材の入れ替わり、交流が激しい業界です。数多くの転職組もいます。このような業界で出世するということは必然的に同業他社にも名前が知られるようになります。この知名度の上昇をメリットにできるような仕事が出世の替わりに求められるとも言えます。
出世によるデメリット
出世をすることは良いことばかりだと限りません。メリットがあれば、デメリットもあります。まず、年収が上がるということは、それ相応の責任が求められます。営業重視の会社では営業成績が芳しくなければ、即座に責任を問われるということも珍しいことではありません。
また、プレイヤーだったときは、抜群の営業成績を残した人であっても、出世をして管理側になることによって、かつての自身の成績と部下の成績とのギャップに苦しむ人も少なくありません。優秀な営業マンだった人は、会社によってはプレイヤーであったほうがインセンティブで年収が多かったというケースもあります。
自分自身のキャリアプランが大切
出世できるということは、会社側からの期待を受けていることの現れであり、喜ばしいことには違いありません。
しかし、出世することで抱えることの大きさに苦しむ人もいることには間違いありません。特に不動産業界では部下を管理して、会社を動かしていくということに興味があまりなく、自由に営業活動をして、自分の営業成績をあげてインセンティブを含めた高収入を得たいという方も少なからずいらっしゃいます。
大切なのは出世することのメリットとデメリットを自分の中で吟味し、どうすれば自分自身にとっても会社にとっても良いキャリアが積めるのかを模索し、実践していくことではないでしょうか。