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出世する人と出世が出来ない人の違い
- 2017/4/5
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会社勤めをしている人であれば、多かれ少なかれ出世欲はあるのではないでしょうか。特に不動産を扱う業種で営業職ともなると、競争意識の高い人も多く、必然的に出世競争を意識して働く方も多いことだと思います。
こうした出世競争のなかで、出世できる人と出世できない人の違いはどこにあるのでしょうか。
■必ず全員が出世する訳ではない
当然のことですが、会社勤めをする人全員が同じように出世する訳ではありません。出世スピードも異なりますし、途中で昇進が止まってしまう方もいます。役職が上にいけばいくほどポストも少なくなる訳ですから、仕方がないことだといえます。
また、当然に出世するだろうと思われていた人が昇進できずに定年を迎えてしまったり、全く出世出来ないと思われていた人が昇進したりと人事については良く分からないことが多く起こるものです。これは、ある程度の役職になってくると数少ない経営層と呼ばれる人達で人事が行われるために時に恣意性が働いたりすることが原因の一つだといえます。
このようなことは不動産営業のように明確な数字で成績が出てくる世界でも同様なのでしょうか。
■比較的数字は正直
不動産営業のように明確な数字が出てくる部署では、やはり営業成績の良い人が出世しやすいと言えます。営業自体が競争の世界ですから、その競争に勝っている人を出世させるのが、周りにいる社員にも分かり易く、自分も頑張れば出世することが出来るのだというモチベーションとなるからです。一方で出世が出来ない人は、やはり成績が上がらない人に多くなってしまいます。
成績が良くない人が出世してしまうと、目標を見失ってしまう営業も出てきてしまうことでしょう。そのようなことを考えると、やはり不動産営業では、成績を重視するほうが社員にとっても、会社にとっても分かり易く、メリットも大きくなるのです。
■出世は運と実力の世界
不動産の営業で、他を圧倒する成績と人格を備えた人であれば、出世しない訳はないということになるのでしょう。しかし、実際のところは、ある程度の役職となってくると、出世の出来る、出来ないは実力だけではなく、運によって左右されることがあります。
強い権限を有する人ひとりが反対をしただけで、出世の道が閉ざされるということは実際にある話です。その反対の理由もあまり大したものでもなく、些細なことが原因だったりすることもあるのです。
したがって出世の出来る、出来ないには絶対というものは無いのですが、まずは良好な営業成績を収めることが出世に近づく最善の道筋だということは言えるのではないでしょうか。その上で、上役の覚えが良いということが必要なのかもしれません。