- Home
- 不動産業界の転職ノウハウ
- 不動産業界で働くなら週末の休みは難しい?
不動産業界で働くなら週末の休みは難しい?
- 2016/8/17
- 不動産業界の転職ノウハウ

どんな仕事につくにしても、やはり就職先を探すうえで気になるのは休日でしょう。週休二日か否か。定休日は何曜日なのか。年末年始休暇で何日くらい休みがとれるのか。
年間休日数はどの程度か。
給料の額と同じくらい、休みの頻度と休日サイクルは注意してみる項目です。
では実際に不動産業界で就業すると、どんな休みの取り方になるのでしょうか。
○世間の休みは出勤日と思っておくのが良し
不動産業界に従事していない人が、仮に物件探しのために不動産会社を訪れるなら、いつにしますか。
おそらく大半の人が「土日や祝日の休みの日にじっくり物件探しを行う」と答えるでしょう。
不動産業界は、賃貸物件経営者や家、土地を売りたい人と、買いたい・借りたい人との橋渡しをするのが職務の大半であり、営業色が強い業界の一つです。そして、販売を行うサービス業により近い業態でもあります。
お客様の休日に合わせて販促活動や現場の案内、契約の窓口開設を行いますので、世間の休みこそが不動産会社のビジネスチャンスです。
よって、週末は平日と比べて来店者数や物件案内数が多くなることを踏まえても、不動産会社で就業する人は毎週末休みを取るのは難しいでしょう。
○不動産会社の店休日に水曜日が多いのは
多くの不動産会社が、店休日を火曜日または水曜日に設定しています。この理由としては、週末にお客様がたくさん来る反面、週の真ん中あたりは集客が難しいというのが最大の理由でしょう。
とはいえ、不動産業界に限らず、あらゆる職種で暗黙の了解のように、どの店も決まった曜日が休みになっている場合もありますね。
例えば美容室は月曜日、デパートは水曜日・・・などがその例です。
不動産業界に流れる「水曜店休定説」の理由としては、単価の大きな契約が多い不動産を扱う上で、契約日に「水」という文字が入る曜日は「契約を水に流す」という言葉に掛かるようで縁起が悪いから、というものもあります。
真意は定かではありませんが、昔から不動産会社に水曜日店休が多いのはこのためかも知れません。
○年始から4月はフル稼働
業界の特性ですが、不動産会社がもっとも忙しくなるのが、進学や就職、転勤が多くなる4月に向けて、転居先や単身者住まいを探している人も増える1月~3月です。このシーズンは休みを返上して連日フル稼働となる不動産取り扱い企業も多くなります。
○まとめ
不動産業界で働く場合、休みは世間の休日と同じという訳にはいきそうもありません。不動産会社を訪れる人の多くは、週末休みを利用して物件探しをするため、そこに従事する社員は平日の、とりわけ店休日に指定している企業も多い水曜が定例となるでしょう。