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不動産業界に就職するなら 欲しい資格4選
- 2016/8/18
- 不動産業界の転職ノウハウ

就職活動をするうえで、資格を取得していると優遇され、また有利に働くことは良くあります。その道に通じる勉強をして、必要な専門知識をあらかじめ備えておけば、就きたい職業の近道にもなります。
特に不動産業界は、土地や建物にまつわる取引のほかに、建設に関わる法律、資産管理や金利、ローンに関わる個人の金銭的事情など、あらゆる業界に通ずる総合的な知識が、実際の現場では必要になります。
○宅地建物取引士
文字通り、土地建物の取引を行う上で必要となる資格です。この資格を取得しておかねば就業できないという事ではありませんが、売買や賃貸の重要事項説明を行う時は、この資格を持っている人でなければできません。
もちろん、営業活動の中で紹介やあっせんをする場面では資格の有無を問われませんが、1事業所のうち従業員5人に付き一人は資格保有者を配置することが宅建業法で定められているので、保有しているだけで優遇・手当の対象となります。
○住宅ローンアドバイザー
一般財団法人である住宅金融普及協会、金融検定協会他が主催する民間資格です。住宅ローンの融資を受ける人にとっても、この資格を持っていれば適切なアドバイスをもらえるという信頼を得られます。収入とライフプランに合わせて無理なく返済ができるように返済プランを提案する為の知識と法規等が受験に必要な知識となります。
○不動産仲介士
特定非営利活動法人日本RSP協会が主催する民間資格です。受験資格は特に制限なく、同協会がおこなう講座の受講内容と、不動産業務に従事する者としての必要な基礎知識や時事問題が出題範囲となります。
専門知識の基礎を学びながら、同時にコミュニケーション能力やマナーも習得できます。
○賃貸不動産経営管理士
超低金利時代に突入し、マンションやアパートは建設ラッシュの傾向が続いています。不動産会社が取り扱う賃貸物件の管理に関する知識と倫理、技能を学び称号を得ることができる資格です。
主催者が行う講座を受講する・公式テキスト・過去問勉強などで試験内容を確認し勉強することができます。一定資格保持者または2年以上不動産業界に従事し登録することができますが、受験資格に制限はありません。
試験窓口は、一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会
まとめ
不動産業界では、さまざまな分野の知識を要します。全てを勉強し習得するのは難しいですが、なにかきっかけになる資格を一つでも持っておけば、はじめて不動産に関わる仕事をする場合でもスムーズに業務に取り組むことができるでしょう。
国家資格から民間認定資格まで、その難易度も様々です。まずは興味の湧いたものから取り組んで、専門知識を蓄積していくことで専門家レベルにまで近づくことも可能です。