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介護現場あるある 仕事内容の特徴について
- 2017/9/23
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介護を担う現場は、日々多くの利用者に満足したサービスを届けるために、介護補助やケア、申し送りに施設運営など、役割に応じた仕事を行っています。
これから介護職に就きたい、転職をしたいと思っている人は、その介護施設や現場がどんなところなのかが気になるところでしょう。
まずは介護職の特徴を知っておきましょう。事前にしっかりとリサーチしておくことで、就業後のミスマッチを防ぐことができます。
○介護の現場で働く人の特徴
施設では主に、介護福祉士や施設長などの管理者や責任者と、その指揮に従って介助を主に行う介護職員(初任者研修)、アシスタントヘルパーが働いています。
就業者の性別は女性が多く、全体の7割強が女性というデータがあります。ただ、介護福祉士の受験者推移をみると男性の割合も増加してきており、今後は更に増加していく傾向があります。介護福祉士の受験資格には、年齢・性別等を問われることはありません。
○介護職で働く人の給料は
介護保険を基として運営される老人ホーム施設が以前は一般的でしたが、サービスの幅が広がり、新規事業として福祉サービスを行う企業や団体も増えてきました。
給料はその職場によって違います。特に訪問介護事業所などは、非常勤勤務の採用が多いためか、他の福祉施設と比べて給与水準は低くなりがちです。
夜勤が必須の特別養護老人ホームなどは、手当支給もあるので比較的給料が高めのところが多いようです。
○介護職の仕事内容は
ヘルパー(介護職員)として働く人は、主に施設を利用している人の食事や排泄、入浴の介護と、移乗・移動のお世話が通常の仕事です。訪問介護やデイケア施設の場合は、施設までの送り迎えで引率をするところからが仕事となります。
介護福祉士の資格を取得している人は、通常の介護に加えて、介護記録の作成や家族に向けた介護指導を行い、施設利用者や働いている人たちの信頼関係形成に努めます。
○日ごろの介護から生じる問題も
利用者と職員の間、また職員同士の信頼関係や人間関係に悩むという人が多いようです。どんな現場でも人間関係がトラブルの元になりえますが、人対人のコミュニケーションを図り、平穏な雰囲気の中でたくさんの仕事をスピーディー且つ丁寧に進める意識が大切です。
利用者への心配りと、チームで働く上での協力体制を円滑にしていくこと。これが介護職を長く続けるポイントとなりそうです。
また、利用者のプライベートな情報と密接したところで働く現場になるので、個人情報の取り扱いには最大限の注意を払い、うわさやプライベートな話を公言しないという意識を常に持っておくことが大切です。