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営業は楽しさを感じられる仕事 介護施設のアプローチ
- 2016/12/13
- 介護業界の転職ノウハウ

介護の業界では、主に施設を利用する人に向けたサービスの提供と、老人ホームに入居している人の生活支援や介助が主な仕事として注目されます。
介護従事者は、取得した資格でもって介助、また運営や日常生活のケアプランを立案するなどの仕事を行います。
しかし、近年の超高齢社会化や介護保険制度導入によって、介護業界は非常に活発にめまぐるしく動いています。施設やサービスの多角化も進み、支援センターの充実と利用度の拡大に至るまで、望む利用者を待っているだけの集客ではなく率先して営業を行う施設も増大しています。この事を受けて施設運用に踏み切る企業や経営者は、介護を通して様々なサービスを考え、営業を掛けているのです。
○オリジナルのサービスを提供する介護施設が増加
特別養護老人ホームなど、医療設備が整った環境で入居をする高齢利用者は、主に寝たきりの状態、または持病を患い長期的療養が必要な人がほとんどです。この場合は、病院側の施設充実と環境への配慮、サービスに対する考え方によって、快適度が決まると言えるでしょう。
特養老人ホームに入所した家族がいる場合、容態の急変などに対応するスピードも速く、病状に対して経過観察をしてもらえる点では安心して任せられます。しかし半面、病院の延長上にあるような施設も少なくないため、サービスという面ではまだまだ改善してほしいという希望を持っている人もいるようです。
●有料老人ホームのサービスと営業
年金受給者に対して、安心して日々の生活を見守られながら、プライバシーを保護しつつ医療機関とも連携を図る有料老人ホームが急増し、営業も盛んにおこなわれています。
つれあいを無くした高齢者が、1人で家に住まい続けることに対して不安に思う家族が入居を勧めるパターンが多いですが、家族が安心して任せられる施設かどうか、また食事や運動、施設の環境などにどのようなサービスがあるのかなど、選択基準は様々です。
利用する人と家族にとって、安心して楽しさを感じられる施設、そして多くの人に利用してもらえるように自信をもって営業できるような素晴らしい有料老人ホームは、自信をもって勧めることができます。このようなサービスを考えて形にしていく事も営業の楽しさの一つでしょう。
また、サービスの良さを理解して入居を決めてもらえたことへの充足感や楽しさも高まります。
介護の現場では、営業になれておらず、サービスをどのようにアプローチしていくか悩ましく感じる人もいるでしょう。
しかし、良いものは自信をもってその良さをアピールすることで、素直に受け入れられるでしょう。人を喜ばせるサービスを扱い、その良さをくみ取ってもらえる事こそ、介護業界の営業担当が感じる楽しさ、喜びであり、やりがいでしょう。