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円滑な企業運営をささえる総務 やりがいポイントは
- 2017/4/25
- 管理部門・営業の転職ノウハウ

営業や企画・開発、プロジェクトメンバーにマーケティング部門など、傍からみればこれらの職種が会社の事業運営を担っているように見えます。
ただ、一企業の中で忘れてはならない重要な舵取り部門があります。それが総務です。
○総務がない会社は存在しない
本社や支社、営業所など、ひとつの企業の中でも社員配置や出先規模が異なりますね。勤務しているのが本社のみであれば総務部が、複数の支店があればその支店数だけ、総務事務を行う人員が配置されています。
営業や企画など、会社の実益を上げるためだけに活動することができるのは、それぞれの担当者が自分の仕事をスムーズに行えるように、あらゆるバックアップを総務で執り行っているためです。
●事務を行う人の必要性
稀に、営業兼事務一名在籍、という出張所もあります。全国に配置する営業所の中でも、規模が小さい支所は、営業社員が周辺の雑務を全てこなしながら、営業活動を行うという例もあるでしょう。
全てを一人でしなければならない、という苦労は、その現実を体感したときにこそ大変さを実感します。総務事務がどれほど他の社員を支えているかを、日常的に感じてもらいづらいというところが、総務で働く人の不満ややりがいのなさにつながっているようです。
○企業運営に直接かかわる総務の仕事
総務は、その名のとおり総合的に会社の事務仕事を担う担当部署です。表立って活躍するというシーンはほぼありませんし、自分の実績や業績になるという仕事もほとんどありません。システマチックな仕事を淡々とこなしているイメージがあるでしょうが、実はそれ以上の仕事を既に実践しているかも知れません。
●会社の顔となる総務
企業に訪問される対外関係者の案内、電話応対など、クライアントや外部の関係者に一番初めに顔を合わせるのが総務(受付)・事務の仕事です。スムーズに案内し、しかもその印象がよければ、その後に商談に入る営業担当者へ良いパスになります。
●よりよい環境づくりを直接実践
営業担当者や、マーケティング担当者が、社内データを必要とすることは良くあります。これらのデータを提供するのも総務の仕事です。人事や労務に関する仕事も担う総務担当者もいます。その場合は官公庁への手続き代行や、保険・税務関係の知識を求められることもあるでしょう。社員が仕事に集中することができるのは、多くの雑務を総務で任せることができる故です。
日常でやりがいを感じることが少ない、と感じている総務担当者もいるでしょう。実は事務方で働く人たちは、気づかないうちに他の社員ではできない経験し、遂行できる人なのです。当たり前プラスアルファの仕事と気配りに、「ありがとう」と感謝の言葉を言いたくなる、そんな仕事ができる総務担当は紛れもなく縁の下の力持ちです。
仕事に自信を持って、会社のため、他の社員のためにいろんな+αを提案してあげましょう。