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IT業界で年収をアップさせるには 経験以外に必要な要素
- 2017/9/28
- IT業界の転職ノウハウ

今までも、そしてこれからもITのスキルをもった「職人」気質の仕事をする人たちのニーズは確実にあります。
しかし今後、AIの普及や汎用性の向上によって、人の手でしか行えないポジションもさらに明らかに狭まり、仕事の簡素化は避けられないでしょう。
それでは、これからITの分野で求められる人材はどんな人なのか、そしてその収入(年収)に違いはあるのかを考えて見ます。
○一定のITスキルから年収はアップするか
システムの運用や保守、監督は、仕事の流れとイレギュラーなエラーに対して「責任者にどうやって引き継ぐか」が主になります。これらの仕事は、スキルが無くてもある程度の流れがわかればできます。
保守管理部門というIT特有の仕事(一部警備・警護などもありますが)は、これから数十年後には、人の手ではなく完全にコンピュータシステム化して行われていくでしょう。 やはり、ITスキル無しのまま同業界で仕事を探していくのは難しい世の中になるかも知れません。そのボーダーは「知っている(スキルや資格を取得するほどの基礎知識がある)」=採用のベースになっていくことも考えられます。
○技術証明の資格以外に必要 ITの発想と実装
ITの技術進歩と普及によって、あったら便利だな、という理想が現実になるまでのスピードがどんどん速まっている様に感じませんか。
これは、「求められるものを開発する」というニーズを満たす発想ではなく、「求められそうなものを提供する」というニーズを発掘する動きにシフトしている表れでしょう。
●発想力+ITスキルを持つ人が有力
システムの開発や運用を行う現場では、理想の形を作るプロジェクトチームと、それを実装するテクニカルチームは別々に動きます。
起案するひらめきがある人は、そのサービスや商品のイメージを作り、実現可能かどうかはある種別問題として想像するでしょう。そしてこの発想力が、今後はIT業界の肝になってくるでしょう。
既存のサービスの多くは二次、三次の後発品ばかりです。これから目新しいニーズを生み出す発想から、実現を可能にするまでの道筋を立てられるマネジメント力が備わった人が求められるようになります。
●統括力の有無とコアスキル 年収の分かれ道
Web業界やITシステム業界は特に、専門性の高いスキルを基にして仕事を行い、その仕事や所持している資格に沿って年収が決まってきます。
前述したように、一定の知識を持たない人はこれからコンピュータシステムに仕事をとって変わられる瞬間がくるかもしれません。
ITの分野でこれからも働いていくために、スキルチェック(資格知識)とマネジメント力のアップを目指しましょう。この二つが備わっていることで、企画実現までのスピードが速まり、功績の認証や売上・年収のアップするスピードも速くなる可能性が高まります。
資格取得などで自己研鑽し、常に新しい発想と実現(マネジメント)をする能力がこれから更に求められるでしょう。