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外資系金融企業で年収アップを狙う 転職への心構え
- 2017/4/19
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新しい年度になり、日本でもいろんな企業が新たなスタートを切った4月。しかし数ヶ月先は「5月病」といわれるように、社風やミスマッチによって仕事を辞めようか…と一喜一憂する季節でもあります。
どんな仕事をどのようにしたいか。そして、仕事に求めるものはいったい何か。自分の中で順位をつけて仕事に取り組むと、メンタル的にメリハリをつけられ、安定した勤続につながります。仕事を選ぶときも同じです。
優先したいポイントが「とにかく高給取りだ」という人にとって魅力的に感じるのが、年収が高いといわれる外資系金融企業でしょう。
○年収高の外資系金融企業メカニズム
新しい仕事に着任するとき、日本企業の多くは「引継ぎ」という慣習的制度があります。前任者から、どんなクライアントがいてその担当者は誰で…、という具体的なものから、ルーティンワークまで、事細かに親切に手ほどきを受けるでしょう。
外資系企業には、このような引継ぎはまずないと考えましょう。新卒対象のオリエンテーションは実施する外資系企業も多いですが、転職者は原則、これまでのキャリアと実績を見て採用されています。
実績を残す人ほど優秀な人材。あなたが外資系企業それも金融関係の職場に採用されるためには、キャリアと適応力をアピールする必要があるのです。
○習うより慣れろ 実力主義の外資系
業務的最小限の引継ぎを終えれば、やり方も成果を出す方法も、言えばポジションを任された人しだいということになります。外資系企業は実力社会、というイメージが強いですが、生え抜きで入社した職場の先輩を、転職者が悠々と追い越していくということが現実に起こりうる環境です。
先輩を立てて一歩引き遠慮をする…これはいわば日本人的美徳でしょうが、仕事の成果を上げるために結果として先輩を追い抜いてしまうことにためらいを感じる余裕はきっとないでしょう。
なぜなら、周囲の同僚も同じく、高実績を上げることが自分の報酬(年収)につながることを意識しているからです。新しく金融外資に勤務することになったら、いち早くその仕事のやり方に慣れ、成果を出すことに集中しましょう。
○景気に大きな影響力 外資金融の中途採用と年収
世界的な情勢や、景気動向によって企業の資本力が変わりやすいというのが外資系企業の特徴。企業実績を上げるための中途採用者募集も頻繁にあります。
特に2020年まではオリンピック需要を想定して、活発な活動を外資金融企業も狙っています。しかも、即戦力として働ける人を企業側が求めるため、幅広い年代の求職が見込まれます。
実力主義の色が強いですが、投資、銀行系、不動産など多くのフィールドに外資系企業があり、高年収が期待できます。給与最優先で転職先を探しているなら、これまでのキャリアを元に外資企業でさらに高年収を目指しましょう。